2019年7月25日に「在留外国人統計」が公開されました。
今回のデータは2018年12月時点のもので、今のところ最も新しい統計となっています。
在留資格「留学」を持って日本に滞在している外国人が「33万7000人」になり、過去最高を記録しています。
国籍上位5位は、中国132,411人、ベトナム81.009人、ネパール28.987人、韓国17.056人、台湾10.603人となっています。
中国人とベトナム人だけで、全体の63.3%をも占めているのが印象的です。
この統計では在籍期間別の人数は公開されていないので、大学や専門学校、日本語教育機関などに
どの程度の留学生がいるかはわかりませんが、日本学生支援機構の統計と合わせて見てみると、
この33万のうち、1/3ぐらいは日本語教育機関に在籍していることが推測できます。
留学生を都道府県別に見てみると、
上位5位は、東京都118.465人、大阪府29.708人、埼玉県20.983人、福岡県19.942人、千葉県19.651人となっています。
留学生は一都三県に177.374人住んでいます。これは全体の52.6%にあたり、ものすごく密集していることがわかります。