半年に一度公表されている「在留外国人統計」の最新版が発表されました。
このデータは、2019年12月時点のデータとなります。
注目すべき数字は以下の通りです。
1.在留外国人数、293万3137人
この数は、観光客のような短期滞在者は含まれていません。
一年前の2018年12月のデータと比べると、20万2044人増えています。
2.在留資格別人数(2018年12月と比較)
1位 永住者 79万3164人(2万1596人増)
2位 技能実習 36万7709人(3万9349人増)
3位 留学 34万5791人(8791人増)
4位 特別永住者 31万2501人(8915人減)
5位 技術・人文知識・国際業務 27万1999人(1万5505人増)
在留外国人全体では、1年間で20万人以上増えましたが、留学生はそれほど増えていません。
3.国籍別(2018年12月と比較)
1位 中国 81万3675人(4万8955人増)
2位 韓国 44万6364人(3270人減)
3位 ベトナム 41万1968人(8万1133人増)
4位 フィリピン 28万2978人(1万1689人増)
5位 ブラジル 21万2798人(1万933人増)
最も増加数が多いのがベトナム人です。
ベトナム人が急増している理由は技能実習で、増えた8万1133人のうち5万4228人が技能実習で増えています。
下記HPから詳細情報を見ることができます。