新型コロナウイルス感染症対策の一環で、現在のところ留学生の新規入国が原則認められていません。この状態は前回の冬から始まっており、今年度は、日本語教育機関、大学、専門学校などで新入生が迎えられていない状態が続いています。そんな中、留学生に関わりがある各団体が次のように声明や政府への要望書を出しています。これを受け、政府は入国規制をいつ、どのようにしていくのか注目です。
日本語教育機関6団体 嘆願書PDF
日本語教育推進議員連盟 要望書PDF
一般社団法人日本私立大学連盟 https://www.shidairen.or.jp/topics_details/id=3373
日本語教育学会 http://www.nkg.or.jp/news/14533
留学生教育学会 https://jaise.org/archives/1007
コロナ禍の日本留学の扉を開く会 https://educationisnottourism.com/ja/homepage-2/
公益社団法人日本介護福祉士養成施設協会 要望書PDF
個人的な見解としては、これだけの要望が出ているのだから、政府は何かしらの考えを公表すべきだと思います。「入国緩和の方向で考えて、準備中だ」とか、「入国にあたっての条件をつめているところだ」とか、「当面の間、入国緩和はできない」とか、何かしら情報を出してくれれば、各教育機関もそれに合わせて行動が起こます。何も情報がないのが一番困るので、政府にはぜひ現段階の見解を公表していただきたいと考えています。