掲載HP https://www.jlpt.jp/statistics/archive/201901.html
2019年7月に実施された日本語能力試験(JLPT)の統計データが公開されました。かなり細かいデータが公開されていますので、上記URLより確認してみてください。以下、その統計データから気になったところをピックアップします。
【受験者数】
受験者数は2018年7月の47万79人から8万369人増えて、55万448人となりました。過去最高の受験者数です。
【未受験者数】
試験に申し込んだにも関わらず、当日試験を受けなかった人は9万3656人で、全体の14.5%となっています。この未受験者数は海外受験者のほうが多く、国内受験者に限って言えば、未受験率は7.9%となっています。国内受験者は高等教育機関の受験などの必要に迫られて受ける人が多いからでしょうか。
【地域別受験者数(国内)】
1位 東京都 5万2985人
2位 大阪府 1万8300人
3位 神奈川県 1万4736人
4位 福岡県 1万1371人
5位 千葉県 1万 329人
【レベル別認定率 】
N1の認定率がかなり下がり、N3の認定率がかなり上がっているのが特徴です。N1の認定率については、過去5年間で見ても最も低いです。何が原因であるのかはわかりませんが、合格できない水準の人が多く受けるようになったということはわかります。