日本語学校法令・政策

新型コロナウイルスの流行で休校にしてもいいの?

今日現在で、私が確認できただけで4校の日本語教育機関が新型コロナウイルスの流行を理由に休校をしています。
そして、そのうちの2校はネット授業を行うことで、出席を取っています。
一見、新型コロナウイルスの流行にしっかり対応している良い日本語学校に見えますが、実はこれ、法令違反の可能性があります。
「出入国及び難民認定法」、「出入国及び難民認定法の基準省令」、「日本語教育機関の告示基準」に抵触しており、出入国在留管理庁、および地方管理局に指導される案件です。

上記の法令で定められていることは以下の通りです。
留学の在留資格は、「日本語教育機関に通うこと」を条件に付与されています。
そして、日本語教育機関は年間の授業日数と授業時間数が定められており、各学校の都合で変更することはできません。
また、ネットでの通信教育も認められていないため、それをもって出席とみなすことも問題があります。
そのため、もし休校にした場合は代わりの授業を行わなければなりません。しかし、卒業まで残りわずかの日本語教育機関が休校にした分を取り返すのは物理的に不可能です。

このように定められているので、現在休校をしている4校は問題がある可能性があります。
もちろん、出入国在留管理庁に特別に許可を取って休校にしているのであれば、問題はありません。
しかし、他校の校長が東京出入国在留管理局に直接問い合わせした際に「現段階では休校は認められない。休校にした場合は代わりの授業をどこかでやってもらう必要がある」という回答をもらっているという情報も入っています。

これについては、日本語教育振興協会が出入国在留管理庁に問い合わせをしてくれています。
来週あたりにその回答が出るそうなので、その結果を待ちたいと思います。

 

新型コロナウイルスの流行で休校にしてもいいの?” への5件のフィードバック

  1. 致死率の低いコロナの話で、よくこんなに騒げるね。みんな暇なの?

  2. こんな有事に命と法とどちらが大事なのか判断できない文科省ならない方がマシだ。教師と学生の命がかかっているのだ。

  3. 中国の古い話しですが:「ルールはそのまま死んでるだけど、人間は生きているだ」これらの法令は今人々の命を無視しているではないでしょうか、もしかしたら普通に学校へ行くと、学生さんがコロナウイルスになったら、この責任は法令を作る人が取れますか?あ、そうだ、別にこの国では土下座したら全ての責任が取れるんだね。(笑)

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