【掲載HP:https://www.disc.co.jp/research_archive/research_archive_category/student/oversea-report/】
株式会社ディスコが大学・大学院に在学中の外国人留学生にアンケートをし、就職活動の現状についてまとめました。
日本語力、就職に対する意識、企業に求めていること、就職活動への取り組み方、情報収集の仕方など、様々な観点からデータを収集している貴重な資料となっています。上記リンクからその詳細がダウンロードできるようになっているので、ぜひ活用してみてください。
このディスコのレポートの中から、興味深かったものをいくつかご紹介します。
日本語での就職を希望する理由上位3つ
1.生活環境に慣れているから
2.外国人として日本語力を活かせるから
3.給与・待遇がいいから
「日本の技術力が高いから」とか「日本での就業経験がキャリアアップにつながると思うから」というものが上位に来るのかなと思いましたが、実際はそういう意識の留学生は少ないようです。
就職後の出世希望ランキング
日本人学生は「部長以上の管理職」を望んでいるのが全体の50.2%であるのに対し、外国人留学生はそれが全体の69.1%と高く出ました。特に「社長」まで上り詰めたいと答えた学生は、日本人9.6%に対して、外国留学生は25.9%と大きく差が出ました。
起業に評価してもらいたいこと上位5つ
日本人
1.協調性 2.コミュニケーション能力 3.信頼性 4.熱意 5.明るさ
外国人留学生
1.コミュニケーション能力 2.語学力 3.異文化対応力 4.基礎学力 5.専門知識
日本人のほうの協調性、信頼性、熱意というあたりは、すごく日本らしくて共感できました。
外国人留学生の結果にその辺がなかったあたりが、良くも悪くも日本人とは感覚が違うのかなと感じました。
以上です。
まだまだおもしろい内容がもりだくさんですので、ぜひ上記リンクからダウンロードして、一度見てみてください。