留学生、1週間に711名が新規入国!

法務省の発表によると、10/12(月)から10/18(日)の1週間で留学生711名が新規入国したそうです。

入国できた留学生の国籍比率は不明ですが、留学生以外のビジネス渡航なども含めた国籍比率は公開されています。それによると、ベトナム人が一番多く、863名と全体の27.8%を占めています。続いて、タイ人312人(10.6%)、中国人269人(8.7%)となっています。

新型コロナウイルス対策として今年の4月から新入生の受け入れができていませんでしたが、ようやく入国が解禁されて、ホッとしている日本語教育機関も多いのではないでしょうか。また、これに伴い日本語教師の需要も少しずつ回復することが期待できます。

その一方で、課題もあります。2020年に入学する日本語教育機関の生徒は、入国が遅れた関係で通常より学習期間が短くなってしまいます。しかし、日本語能力試験や日本留学試験、また高等教育機関の入試の時期は変わりません。そのため、例年よりも短い期間で生徒の日本語能力を向上させなければならないという状況になっています。この問題をどう解決していくかということが、今後の課題になっていくことでしょう。

 

公開データ 法務省HP 新型コロナウィルス感染防止に係る上陸審査の状況
http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/20200205.html

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